今、虐待を受けている君へ

 こんにちは、虐待サバイバーのゆめ子です😌
11月は児童虐待防止月間です。世間の虐待背の関心が高まれば良いのですが、まだまだ至らない点も多いと感じています。 

 さて、今回は「今、虐待を受けている君へ」と言うことで、今まさに虐待に苦しんでいる方へ向けた内容です。勿論、どなたでも読んで頂いて関心を持てるように書いてみますね!

まずは虐待の種類について
・身体的虐待(殴る・蹴る・火傷させる・風呂に沈める等)
性的虐待(性行為の強要・性行為を見せる・児童ポルノ等)
・ネグレクト(食事を与えない・清潔な衣服を与えない・風呂に入れさせない・車内への放置等)
心理的虐待(死ね・産むんじゃ無かった・消えろ・ゴミ等の度を越した暴言等) 

主にこの4つが挙げられて居ますが、細かく言えば他にもあります。
・教育虐待(学歴のみの評価・勉強の粋すぎた強要・逆に学校へ行かせない等)
・医療虐待(病院に掛からせない・治療をさせない・逆に病人に仕立て上げる事等)
・度を越えた過保護
・宗教活動の強要等
これらも虐待になりえます。

ここからは「虐待から逃げたい」「このままなら死んでしまいたい」等の現状の君へ書きます。あくまで私個人の体験・意見です。少しでも参考になることがあったらと思います。

 まず、今にも死にそうな状況なら、警察署や交番に駆け込んで「虐待されていて、死ぬかもしれない恐怖があります。すぐに保護してください」等、恐怖や命の危機についてはっきり伝えること。また、保護して欲しいと意思を伝えること。警察から児童相談所へ連絡して貰うこともできますし、まず身の安全を守ることを最優先にできます。自分の命を守れるのは自分だという事を忘れずに。しかし、残念なことに中には理解してくれない人もいるかもしれないということ…。

 そして、虐待されている辛さや自己嫌悪で死にたい君へ。
「自殺をしてはいけない」と偉そうな事は言えない。私も何度も自殺をしようとした。そして、未遂に終わった。幸い後遺症もなかったが、失敗すると後遺症が残る事もある。
そして、死ななくても虐待されていた過去は例え虐待から逃れても重くのし掛かる。
「じゃあ死んでしまいたい」と私も思う。でも、初めて自分の為に生きる人生は新しい発見だらけ。親から家族から教わらなかった事が溢れている。そして、どこかに君の事を大切にしてくれる人がいる。
それは、友人かもしれないし、パートナーかもしれない。もしかしたらペットかもしれないけど、でもどこかに君を必要としている存在はいる。これだけは絶対だ。

長くなったけど、言いたいことは「生きて、生き抜いて」この一言に尽きる。虐待するような酷い親のために命を捨てるのはもったいない。君のせいじゃないよ、逃げてもいいんだよ。  ゆめ子。